
ハイアールのドラム式洗濯機「DeLAITO」が気になるけど、使い勝手はどうなのかな?
ドラム式洗濯乾燥機のヒートポンプ式は、国産大手だと30〜40万円台が一般的です。
それに対して、Haier(ハイアール)の新シリーズ「DeLAITO(ディライト)」は約22万円(定価)。
このクラスとしては手に取りやすい価格になっています。
コスト面だけ見れば魅力的です。ただ、「安いだけでは?」と感じる人も多いはずです。
そこで本記事では、DeLAITOの全5機種を取り上げます。
スペックや価格に加え、業界初とされる独自機能やユーザーの口コミもご紹介していきます。



毎日使う家電だからこそ、気になるポイントを解消しておこう!
ハイアール DeLAITO(ディライト)とは?5機種のラインナップ


DeLAITOは2026年2月3日から発売された、ハイアールのコンパクトドラム式洗濯乾燥機の新シリーズです。
Advance(ヒートポンプ式)とStep(PTCヒーター式)の違い
DeLAITOは大きく2グレードに分かれます。



AdvanceとStepって何が違うの?価格差が大きいよね。



乾燥方式が根本的に違うんだよ。衣類を傷めたくないならAdvance一択。電気代も長期で見ると差が出てくるよ。
| Advance(上位) | Step(スタンダード) | |
|---|---|---|
| 乾燥方式 | ヒートポンプ式(低温) | PTCヒーター式(高温) |
| 衣類へのダメージ | 少ない | やや大きい |
| 電気代(乾燥時) | 安い | 高め |
| 風通し運転 | ◎ 搭載 | ✕ なし |
| 3D湿度センサー | ◎ 搭載 | ✕ なし |
| 自動流水レーン | ✕ なし | ◎ 搭載 |
| 機種数 | 2機種 | 3機種 |
ヒートポンプ式は「低温でゆっくり乾かす」方式なので、ウールやデリケートな素材を傷めにくいのがポイントです。
一方のPTCヒーター式は高温乾燥なので乾燥速度が早い傾向があります。
13kgモデル JW-FXH130A は約22万円、Stepは10万円前後から
| モデル | グレード | 洗濯容量 | 参考価格(税込) |
|---|---|---|---|
| JW-FXH130A | Advance | 13kg | 約22万円 |
| JW-FH120A | Advance | 12kg | 約19万円 |
| JW-FP100A | Step | 10kg | 約13万円 |
| JW-FP80A | Step | 8kg | 約11万円 |
| JW-FP8B | Step | 8kg | 約10万円 |



国産のヒートポンプ式ドラム式が30〜40万円台に集中している中、最上位モデルが22万円というのは驚きだね!
コンパクト設計で幅595mmなのに大容量
フラッグシップのJW-FXH130Aは、幅595mm×奥行661mm×高さ943mmという筐体に洗濯13kg・乾燥7kgを収めています。
「コンパクトドラム」と名乗るだけあって、置き場所を選びやすい寸法です。
搬入経路の幅と、設置スペースの奥行きだけは事前に必ず確認しておきましょう。
DeLAITOの機能をチェック!


DeLAITOでおすすめしたい機能は5つあります。
ここからは、それぞれ順番に見ていきます。
①「風通し運転」で洗濯後の湿気とにおいを自動で追い出す
洗濯や乾燥が終わったあと、槽内に新鮮な外気を取り込み、湿気を逃がす「風通し運転」。これは、DeLAITOが業界で初めて搭載した機能です。
槽内に湿気が残ると、カビが発生しやすくなります。
そのカビが洗濯物に移ると、「洗ったのに臭う」といった不快な状態につながります。
風通し運転は、この一連の流れを自動で断ち切る仕組みです。
ただし、この機能を使えるのはAdvanceの2機種のみです。Stepグレードには搭載されていません。



「洗ったのに臭う」って、あれ本当にストレスだよね。



槽内のカビが原因だからね。自動で湿気を追い出してくれるなら、槽洗浄の頻度もかなり減りそう。
②「3D湿度センサー」が乾き具合を検知して乾き残りを防ぐ
DeLAITO Advanceには、衣類内部の湿度を立体的に測定する「3D湿度センサー」が搭載されています。
従来のドラム式は、排気の湿度をもとに乾燥の終了タイミングを判断していました。
そのため、衣類の表面が乾いていても、内側に湿気が残っている状態は検知しにくいという課題があります。
一方、3D湿度センサーは衣類そのものの水分量を直接把握します。
パーカーのような厚手の素材でも、乾き残りを防ぎやすくなっています。
③「濃密泡づつみ洗浄」が繊維の奥の汚れをしっかり落とす
DeLAITOは、洗剤と水をあらかじめ混ぜて濃密な泡を作り、それを衣類に直接吹きつける洗浄方式を採用しています。
一般的な洗濯は、衣類を水に浸したあとに洗剤が徐々に溶けていきます。
それに対して、濃密泡づつみ洗浄は最初から泡が繊維に浸透するのが特徴です。
そのため、皮脂汚れや食べこぼしを素早く落としやすくなっています。
標準コースで約32分という短い洗濯時間も、この仕組みがあるからこそ実現できています。
④「ホコリ落とし自動流水レーン」でフィルター掃除がほぼ不要
乾燥時に発生するホコリを、冷却水で自動的に洗い流す「ホコリ落とし自動流水レーン」は、Stepグレードにのみ搭載されています。
ドラム式は、乾燥フィルターが詰まると乾燥時間が長くなり、最悪の場合は故障の原因にもなります。
この機能があれば、日常的なフィルター掃除の手間はほぼ不要です。
一方で、Advanceには搭載されていないため、定期的な手動掃除が必要になります。



Stepにしか付いていないのが少し惜しいね



そうなんだよね。Advanceを買ったらフィルター掃除だけは自分でやらないといけない。ここは割り切りが必要なポイント
⑤除菌コースで部屋干し臭の原因菌まで除菌できる
DeLAITOには、水温を約60℃まで上げて洗う除菌コースが搭載されています。
部屋干し臭の主な原因は、モラクセラ菌と呼ばれる細菌です。
この菌は、60℃以上のお湯に浸すことで死滅するとされています。
また、冷水では落としにくい皮脂汚れも、温水ならしっかり溶かして洗い流せます。
ニオイの原因を根本から断ちやすいのが、このコースの特徴です。
DeLAITOの洗浄力と乾燥力は?


機能の内容は理解できても、「実際にちゃんと洗えるのか」「しっかり乾くのか」と不安に感じる方も多いはずです。
ここでは、ハイアールの既存ドラム式ユーザーの声に加え、スペックと使い勝手の両方から実際どうなのかを見ていきます。
標準コースでも皮脂汚れや食べこぼしがしっかり落ちる
ハイアールのドラム式洗濯機(AITOシリーズ)を2年間使い続けているユーザーからは「汚れがよく落ちて快適」「問題なく使えている」という感想が出ています。
濃密泡づつみ洗浄を新たに加えたDeLAITOでは、前モデルより洗浄力が上がっています。
日常的なTシャツや下着の皮脂汚れ、軽度の食べこぼしは標準コース32分でまかなえます。
ヒートポンプ式の低温乾燥で衣類がダメージを受けにくい
ヒートポンプ式は約50〜60℃の低温で乾かします。PTCヒーター式は80〜90℃前後になることもあります。
温度差がそのまま衣類のダメージ差になります。
ウールやシルクのデリケートな素材、型崩れしやすいニットをよく洗う場合は、Advanceのヒートポンプ式を選ぶ理由になります。



お気に入りのニットも乾燥機にかけられるの、地味に助かるよね



ヒートポンプ式なら表示を確認したうえで試せる温度帯だよ。高温乾燥だとまず入れようと思えないから、そこは大きな違い。
厚手のタオルやパーカーは乾き残りに注意
ハイアールの既存ドラム式ユーザーや、類似製品のレビューを見ると、「厚手のバスタオルが生乾きだった」という声は一定数あります。
3D湿度センサーを搭載したAdvanceでは、この問題は起きにくくなっています。
ただし、容量いっぱいに詰めた状態での乾燥は避けたほうが安心です。
すべて乾燥まで回すなら、1回の洗濯量は7kg以内に抑えておきましょう。
DeLAITOの良い口コミ
- 振動が少なく、夜に回しても気にならない
- 操作パネルがシンプルで難しくない
- 洗い上がりが清潔感があり、衣類がきれいになった実感がある
静音性については「思っていたより静か」という感想が多いです。深夜や早朝の使用を想定している場合は、プラスに働くポイントです。



深夜に回せるのは本当に助かる。朝起きたら終わってる状態にしたいんだよね。



わかる。振動が少ないなら集合住宅でも安心して使えそう。
DeLAITOの悪い口コミ
- ヒートポンプ式の宿命として、乾燥時間がPTCヒーター式より長い
- 2026年2月発売の新製品のため、長期使用データがまだ少ない
- 初期ロット特有の不具合リスクがあるかもしれない
- カラーバリエーションが少ない(フラッグシップJW-FXH130Aはブルーイッシュグレーのみ)
ヒートポンプ式の乾燥は、洗濯から乾燥までのフルコースで、一般的に2〜3時間ほどかかります。
PTCヒーター式に比べると時間は長めです。
その分、電気代を抑えられることと、衣類へのダメージが少ない点がメリットです。
DeLAITOと国産ドラム式の違いを比較
気になるのは、「結局、日立やパナソニックと何が違うのか」という点です。
価格差は見ればすぐにわかります。
ただ、機能やサポート、耐久性まで含めて考えると、単純な比較では判断しきれません。
ここからは、項目ごとに違いを見ていきます。
国産フラッグシップは30〜40万円台、DeLAITO Advanceは約22万円
| DeLAITO Advance (JW-FXH130A) | 国産大手ヒートポンプ式(上位モデル) | |
|---|---|---|
| 価格(参考) | 約22万円 | 30〜40万円台 |
| 乾燥方式 | ヒートポンプ式 | ヒートポンプ式 |
| 洗濯容量 | 13kg | 10〜12kgが中心 |
| 業界初機能 | 風通し運転・3D湿度センサー | スチーム・AI自動運転など |
| アフターサービス | ハイアール国内窓口 | 全国サービス網が充実 |
| 長期実績 | データ少ない | 豊富 |



同じヒートポンプ式で容量も近い機種と比べると、8〜18万円ほど安く買えるよ!
Advanceには日立・パナソニックのような自動投入タンクが付いていない
国産上位モデルには洗剤・柔軟剤の自動投入タンクが標準搭載されているものが多いです。
DeLAITOのスペック詳細については、購入前に公式サイトで確認することをおすすめします。
機能が価格差に見合うかどうかの判断基準になります。
耐久性・アフターサポートでは国産ブランドに劣るかも
10年以上の使用実績や、全国に広がるサービス網、部品の供給体制といった面では、国産ブランドに分があります。
一方で、DeLAITOを含むハイアール製品は、国内での長期使用のデータがまだ十分に揃っていない段階です。
「壊れたときにすぐ直したい」「10年以上使い続けたい」といった点を重視する場合は、この違いも踏まえて検討しておきたいところです。



正直、壊れたときが一番不安なんだよね。



そこは割り切りが必要。保証期間内の対応と、メーカー窓口の対応速度は事前に調べておいたほうがいいよ。
DeLAITOをおすすめできる人・できない人


ここまでスペックや口コミを見てきたので、最後に「自分に合うかどうか」を判断するポイントをまとめます。
万人向けの製品ではないため、自分の条件に当てはまるかどうかをそのまま確認してみてください。
コスパ重視の新生活スタートや買い替えには最適
こんな条件に当てはまる人には、DeLAITOがぴったりです。
- 国産ドラム式に興味があるが30万円以上は出せない
- ヒートポンプ式で衣類を傷めずに乾かしたい
- 風通し運転で洗濯槽のカビやにおいを防ぎたい
- 一人暮らしや2〜3人家族で、13kg以下の容量で十分
- 設置スペースが限られていてコンパクト設計が必要
国産ブランドの安心感や細かいカスタマイズが必要なら向かない
逆に、こういったニーズが強い人は国産ブランドも並べて検討することをおすすめします。
- 10年以上の長期使用実績がある製品だけを選びたい
- 近所のサービス拠点がすぐに来てくれる安心感が必要
- 洗剤の自動投入や細かいコース設定など、機能の幅を優先したい
- 初期ロットを避け、発売後1〜2年の品質が安定してから買いたい
まとめ
DeLAITOは、「ヒートポンプ式ドラム式を20万円台で買えるか」という問いに対する、現時点ではほぼ唯一に近い選択肢です。
風通し運転、3D湿度センサー、濃密泡づつみ洗浄といった独自機能は、価格帯を超えた付加価値として評価できます。
一方で、発売されたばかりの新製品であること、国産ブランドと比べたアフターサポートの差については、事前に理解しておく必要があります。
「価格を重視するか、これまでの実績を重視するか」。
この2つで迷っているなら、DeLAITOは前者に大きく振った製品です。
コストを抑えつつ、高機能を取り入れたい人に向いています。



新生活のタイミングで買うなら、これ相当コスパいいよね。



ドラム式デビューの一台目としては、かなりおすすめな一台だね!










